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公開日2021.11.04
マンションの買い方

リノベーションマンションの種類。リノベ済みと中古+リノベはどう違う?【前編】

#中古+リノベ #リノベ済み
リノベーションマンションの種類。リノベ済みと中古+リノベはどう違う?【前編】

最近よくきく「リノベーション」。

マンション購入の際に、新築か、中古か以外にリノベーションマンション(リノベマンション)を検討する人が増えています。

 

ただ、リノベマンションといっても、2つの種類があるのをご存知ですか?

 

今回は、リノベマンションの種類についてお話しします。

目次

リノベーションマンションの種類

リノベーションマンションには、次の2種類があります。

 

  1. 中古物件を買って、自分好みにリノベーションする「中古+リノベ」
  2. 買取再販業者という不動産会社がリノベーションした中古物件を購入する「リノベ済み」

 

どちらもリノベーションされたマンションですが、関わっている人の数や種類が異なります。

どんな人が関わっているかを知れば、この2つの違いがよりはっきりわかります。

 

 

どんな人が関わってるの? 

中古+リノベとリノベ済みでどんな人が関わっているのかを見ながら、2つの違いを理解していきましょう。

 

 

中古+リノベの登場人物

中古+リノベの場合は、次のような人が関わっています。

 ★買主側(目的:あなたの理想の住まいを実現する)

   買主=あなた・仲介・リノベ業者

 

買主側のメンバーは、買主であるあなたと物件を紹介してくれる不動産仲介会社、リノベーション工事を行う施工会社です。

あなたの理想の住まいを実現することを目的としたチームです。

 

 

★売主側(目的:売主の物件をできるだけ早く、高く売る)

   売主(個人)・仲介

 

売主側のメンバーは、物件の所有者である売主と売主の代わりに販売活動を行う不動産仲介会社です。

売主の物件をできるだけ早く、高く売ることが目的です。

 

 

関わっている人で見る中古+リノベのポイントは、次の2点です。

 

<中古+リノベのポイント>

  • 売主との交渉には仲介が入る
  • 仲介とリノベ業者は別会社。連絡は、買主がそれぞれ行う

 

中古物件購入の際は、値下げ交渉を考える方も多いでしょう。

ここで少しやっかいなのは、買主側と売主側の立場が異なることです。

買主側の仲介は、交渉次第で買わせてもらえるかわからない弱い立場にあるため、強気で攻められません(取引自体がなくなってしまえば、報酬(仲介手数料)を得ることもできなくなります)。

 

反対に、売主側の仲介は少しでも高く売る(販売価格が下がると自社の報酬額も下がる)ため、満額で購入してくれる買い手を優先します。

価格以外の面でも売主の条件を優先しますので、買主有利の交渉は進めにくくなります。

 

また、仲介会社とリノベ業者は、それぞれ別の会社になります。

各担当者への連絡は、買主がそれぞれ行わなければなりません。

関わる人が増える分、買主側の負担も増えてしまいます。

  

                     

リノベ済みの登場人物

リノベ済みの場合は、次のような人が関わっています。

★買主側(目的:あなたの理想の住まいを見つける)

   買主=あなた・仲介

買主側のメンバーは、買主であるあなたと物件を紹介してくれる不動産仲介会社です。

あなたの理想の住まいを見つけること、探すことが目的です。

 

 

★売主側(目的:買主に喜ばれる住まいをつくって販売する)

   買取再販業者

売主側のメンバーは、中古物件をリノベーションして販売する買取再販業者です。

たくさんの買主に喜ばれる住まいをつくって、1つでも多く販売することが目的です。

 

 

関わっている人で見るリノベ済みのポイントは、次の2点です。

 

<リノベ済みのポイント>

  • 仲介とのやり取り中心で取引が完結できる
  • 売主と交渉、質問等してもすぐに返答がもらえる

 

リノベ済みの場合、主な連絡先は仲介会社です。

窓口が1つなので、あちらこちらへ連絡したり返事をしたりする手間が省けます。

 

物件のことで質問があっても、売主側の仲介を通さず直接、売主に確認できます。

相手はプロなので、専門的な質問にも明確な回答がもらえます。

 

 

私に合うのはどっち?

どちらの方が自分に合っているのか、それぞれの特徴を整理しておきましょう。

 

 

リノベ済み

購入・入居までにかかる時間や手間を考えると、リノベ済みの方が圧倒的にラクでスピーディーです。

 

入居までの時間が限られている、忙しくて打ち合わせをしたり、じっくり考えたりする時間がとれないという人はリノベ済みがオススメです。

売主(買取再販業者)も仲介も買主のために動いているので、入居までスムーズに進みます。

 

 

中古+リノベ

関わる人が多く、理想を叶えるためにはやはり手間も時間もかかります

ただ、自分だけのためにつくられた家で暮らす満足感は格別です。

 

多少大変だったとしても、住まいに対してゆずれない強いこだわりがある人は、中古+リノベがオススメです。

ワンストップサービスや定額パックなど、買主の負担を軽減できるしくみもあるので積極的に活用しましょう。

 

 

【まとめ】それぞれの違いを知って、自分に合うリノベマンションを選ぼう!

あなたが住まいに何を求めているかで、どちらが合っているか変わってきます。

それぞれの違いを知って、どちらがより自分の価値観に合っているか判断しましょう。

 

  • できるだけ手間をかけず、きれいな家を探したいなら、リノベ済み
  • 手間がかかっても、自分のこだわりがつまった家に住みたいなら、中古+リノベ

 

なんとなくのイメージで安易に決めてしまうと、あとから「こうじゃなかったのに」と後悔することになりかねません。

住まい選びに対する価値観をはっきりさせて、自分にはどっちが合うのか考えましょう。

後編に続きます!