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公開日2021.11.04
お金のこと

リノベーション費用も住宅ローンで借りるにはどうしたらいい?

#住宅ローン #リノベのお金 #中古+リノベ
リノベーション費用も住宅ローンで借りるにはどうしたらいい?

以前は、住宅購入は住宅ローン、リノベーションはリフォームローンとそれぞれ別のローンを組むのが当たり前でした。

 

しかし最近はリノベーションの普及にともない、工事費もあわせて借りられる住宅ローンが増えています。

 

今回は、リノベーション費用もまとめて借りられる「リノベーション一体型ローン」についてお話しします!

目次

住宅ローンで物件購入費+工事費の支払いができる

リノベーション費用もあわせて借りられる「リノベーション一体型ローン」。

最大のメリットは、工事費にも住宅ローンの超低金利と最長35年の借入期間が適用されること。

 

住宅ローンの金利が0.5~2%に対して、リフォームローンは2~5%です。

借入期間もリフォームローンは10~15年が一般的。

 

一体型ローンを利用した方が、リフォームローンを別で組むより月々の返済額を抑えられます。

 

適用条件をクリアしていれば、住宅ローン控除が受けられるのもうれしいですね。

(リフォームローンでも、条件を満たしていれば控除が受けられます。リフォームローンを検討中の方もご安心ください。)

 

 

リノベーション一体型ローンを利用するために必要なこと

一体型ローンを利用するためには、事前審査までに工事の見積もりを用意しなければなりません(銀行によっては設計図もあわせて必要な場合があります)。

 

希望の物件が見つかってからリノベーション会社を探していると、その間に物件が売れてしまうことも。

 

物件が見つかったらすぐ書類を提出できるよう、リノベ会社とプランの相談も進めておきましょう。

物件探しとプラン作成を同時に進めていく必要があるので、仲介会社とリノベ会社の連携が重要です

 

 

一体型ローンを利用するときの注意点

見積もりの準備以外にも、次の点に気をつけましょう。

 

 

工事の見積もりにゆとりを持たせる

リノベーション工事は解体後に追加工事が必要になったり、やりたいことがだんだん変わってきたりして、あとから工費が高くなることがあります。

 

しかし、一度申し込んだローンの増額はできません(増額する場合、再審査が必要です)

ギリギリの金額で出してしまうと、追加分はプラン変更でねん出するか、自己資金で支払うことになります。

リノベ会社の担当と相談して、ゆとりのある見積もりを提出しましょう。

 

 

銀行によって融資実行のタイミングが異なる

銀行によって物件購入費と工事費の融資時期が異なります。

よくある融資のタイミングは次の3パターンです。

 

①物件購入時に一括融資

物件を購入するときに、工事代金も融資されるパターンです。

一括融資とはいえ、工事費は銀行で預かってもらい、工事完了時に再度支払われる形になります。

 

②分割融資

物件購入時と工事完了時の2回、融資が実行されます。

2回契約を結ぶことになるので、その都度、事務手数料などの費用がかかります。

 

③工事完了後に一括融資

工事完了後に一括で物件購入費と工事費が支払われます。

物件の支払いはつなぎ融資で対応できますが、つなぎ融資は金利が住宅ローンと比べて高めに設定されています。

フラット35のリフォーム一体型(フラット35・リノベ)はこのパターンなので、利用を考えている場合は注意が必要です。

 

 

工事中の支払いはどうなるの?

物件の引き渡しを終えて「ついに工事がはじまった!」と一息つきたいところですが、工事中の支払いのことも事前に考えておきましょう。

 

 

①工事期間中の住宅ローン支払い

工事期間中は、

  • 今住んでいる家の家賃
  • 住宅ローンの返済
  • 購入したマンションの管理費、修繕積立金

の支払いが同時に発生します。

 

工事開始から引っ越しまで3~4カ月かかるので、「家賃とローン、管積金のトリプルパンチはつらい…」という場合は銀行に相談してみましょう。

工事中の住宅ローン返済を、利息のみにできることがあります。

(4,000万円の住宅ローンで金利が0.5%の場合、月々の利息はおよそ1万7,000円です。)

 

しかし、利息のみの支払いが終わったあとは、当初より月々の返済額が増えてしまいます。

できるだけ二重払いになっても大丈夫な資金計画を心がけましょう。

 

 

②工事の着手金支払い

マンション購入の不動産売買契約とリノベ工事の工事請負契約は別ものです。

マンション購入時に手付金を支払ったように、工事も着手金を支払うのが一般的です。

(リノベ会社によって工事契約金・中間金が必要な場合もあります。)

 

着手金の支払いが工事費の30%の場合、700万円の工事なら210万円支払うことになります。

けっこうな額ですよね?

 

自己資金での支払いが難しい場合は、

  • 手付金を着手金に回す
  • 銀行またはご両親に借りる
  • 工事費の分割融資ができないか銀行に相談

などの対策があります。

いずれの場合も、不動産会社やリノベーション会社の担当者に早めに相談しましょう。

 

 

【まとめ】リノベーション一体型ローンを活用して、賢く中古+リノベしよう!

中古+リノベを考えているなら、リノベーション工事費も住宅ローンでまとめるのがお得です。

 

ただし、一体型ローンを利用するには、ローンの審査時に工事の見積もりが必要です。

早めにリノベーション会社を見つけて相談するか、物件探しから工事までできるワンストップサービスの会社に依頼しましょう。

 

住宅ローンの融資実行と工事の支払いタイミングがずれる場合は、それをふまえた支払い計画も重要です。

 

担当者とよく相談し、きちんと計画を立てて、賢くリノベーション一体型ローンを使いましょう!