暑~い!夏の内見を快適にするコツ【10選+1】

ギラギラした陽射しに、ムシムシと熱い空気。
夏はちょっとした外出でも、おっくうになってしまうものですよね。
そんな暑い時期に、住まい探しをがんばっている皆様へ!
今回は「夏の内見を(できるだけ)快適にするコツ」をご紹介します。
少しでも参考になれば嬉しいです!
夏の内見を快適にするコツ
夏に内見する際のコツを「事前準備」「現地」「工事中物件」の3つ視点から、ご紹介します。
基本的には「見たいポイントをおさえつつ、いかに滞在時間を短くできるか」が勝負です!
事前に準備しておくこと
①担当者へ質問したいことは先に送っておく
暑いと、内見時にゆっくり質問を考えたり、回答を真剣にきいたりするのも大変です。
気になることは先に不動産会社の担当へ連絡しておき、メールや内見後に涼しい場所で返答をもらえるようにしましょう。
②内装写真、360°VR、Googleマップで室内や周辺環境を把握しておく
コロナ対策で非対面化が進んだこともあり、不動産会社のホームページは情報が充実しています。
・内装写真や360°VRで、室内の雰囲気を見ておく
・Googleマップ(ストリートビュー)で建物の外観や近くのスーパー、駅までの道のりを見ておく
と、物件の大まかなイメージがつかめます。
現地は「ネットでわからなかったこと」を確認する場にして、滞在時間を短くしましょう。
③現地で確認したいことリストをつくる
・共用部(ゴミ置き場・駐輪場・集合ポストなど)の様子
・天井の高さや梁がどれくらい出ているか
・各居室の陽当たりや音の聞こえ方
などは現地でないとわかりません。
確認漏れがないように、チェックリストをつくっておくことをオススメします。
④物件への道順を調べておく
初めての場所で迷ってしまうと、内見前に無駄な体力を使ってしまいます。
物件名・所在地などを確認し、まっすぐマンションへたどり着けるように準備をお願いします。
⑤うちわやポータブル扇風機を持っていく
担当者が用意してくれることもありますが、持参した方が気がねなく使えてオススメです。
タオルやスプレーなど、ひんやりグッズも今はバリエーションが豊富ですよね。
普段から使っているものがあれば、持って行きましょう。
現地でできること
⑥お部屋に入る前に水分補給をするなど、熱中症対策を!
室内の飲食は厳禁ではありませんが、どの不動産会社でもあまり推奨されていないと思います。
水分補給は、できるだけ室内に入る前にしておきましょう。
⑦室内を少しでも快適に
・エアコンがあれば使う
・窓やドアを開け、風通しを良くする
・風があるときはバルコニーに出て涼む( ※陽当たりが良く、逆に暑いこともあるので様子を見て)
など、少しでも涼しくなれる手段はやりましょう。
担当者が先に物件へ到着していれば、準備してくれているので、少しは快適な環境になっているはずです!
⑧陽当たりを確認する
陽当たりの良さを重要視される方は多いですが、良すぎるのも考えものです。
・陽が入ってどれくらい部屋が熱くなるか
・陽がどこまで入ってくるか
など、確認しておきましょう。
夏場の暑さがさらに厳しくなる西向き物件は、とくに要チェックです!
⑨部屋全体や設備、眺望の写真を撮っておく
室内に長時間いられない分、あとで確認できるように写真に残しておきましょう。
複数の物件を内見すると、どの物件がどんな様子だったかあいまいになっていくので、比較検討にも便利です。
⑩担当者への相談は移動して、涼しい場所で
住宅ローンや物件の条件についての相談は、涼しい場所へ移動してからゆっくり行いましょう。
行き先は近くのカフェや不動産会社の店舗が多いです。
まれに、エントランスに応接スペースがあるマンションがありますが、自由に使えたらラッキー!
応接スペースを借りて、お話しすることもあります。
その他:物件が工事中の場合
室内は絶賛工事中のため、座る場所はもちろん、荷物をちょっと置くような場所もありません。
共用部、眺望や水回りの位置、各部屋の大体の広さなど、見るポイントを決めて時短を心がけましょう。
「候補に入れてもいい」と思える物件だった場合、工事が進んだ段階で再度内見するなど回数を分けるのもアリ!
昼と夕方など内見時間を変えれば、時間帯別の雰囲気もわかるのでオススメです。
夏に内見するメリット
暑い中内見に行くんだから、何かメリットがほしいですよね?
ここでは、夏に物件の内見・購入をする場合のメリットを3つご紹介します。
①エアコン設置済み物件に当たる確率が上がる
部屋の広さやエアコンのグレードにもよりますが、LDKに設置するエアコンなら10万~20万円程度必要です。
プラス取り付け工事費もかかるかもしれません。
夏はエアコンを設置して販売する会社が増えるので、ほしい物件にエアコンがついていれば、その分の初期費用を抑えられます。
浮いた分で、他の家電や家具のグレードを上げても、おいしいものを食べてもよし。
夏の暑い中、住まい探しを頑張ったご自分へのごほうびにしてください!
②ライバルが少ない状態でじっくり検討できる
不動産会社の繁忙期は2~3月で、反対に8月は閑散期です。
2021年、首都圏で3月に売れた中古マンションは4228件、8月に売れたマンションは2615件でした(1都3県の成約件数・レインズより)。
購入者の多い2~3月は物件の動きが早く、少し迷っている間に売れてしまうこともめずらしくありません。
一方で、夏場の間は、物件の動きが比較的ゆるやかになります。
担当者も時間に余裕があることが多いので、じっくり相談しながら検討しやすい時期です。
③家族で内見しやすい
お子さんが長期休みに入る夏は、家族そろっての内見がしやすい時期(※)でもあります。
※お盆期間中を除く。ほとんどの不動産会社が休みに入りますので、ご注意ください。
家族でどんな風に過ごしたいと思っているか、お子さんと今後の暮らしを話し合う時間にしてみてはいかがでしょうか?
お子さんの意外な一面が発見できるかもしれません。
【まとめ】夏の内見は事前準備がカギ!
夏の内見は、エアコン設置物件でなければ、室内もかなり蒸し暑く過酷です。
住まい探しのモチベーションを下げないためにも、いかに滞在時間を短くできるかが成功のポイント。
・現地で確認すべき項目のリストを作成しておく
・担当者へ質問を送っておく
・内装写真、360°VR、Googleマップで室内や周辺環境を把握しておく
などの事前準備をして、理想の住まいに出会いましょう!
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