内見する人必見!リノベマンション買うなら見るべきポイント15選

これから初めて内見に行く皆様へ!
内見時に見るべきポイントはご存知ですか?
内見した物件を購入するにはどうするか、ご存知ですか?
今回は、内見から売買契約までに必ず確認してほしいポイント15選をまとめました。
失敗しないマンション購入のために、ぜひお役立てくださいませ。
内見時にやること
①~③は物件に行ったら絶対見るべきポイント、④~⑥は内見前に確認しておきたいポイントです。
①理想の暮らしがイメージできるお部屋?
陽当たりや眺望、内装デザインが好みかはもちろん、下記の点もチェックしておきましょう。
細かいけれど、暮らしやすさに影響するポイントです。
【チェック項目】
□ 収納の量は十分?収納位置は使いやすそう?
□ コンセントの数は十分?位置は使いやすそう?
□ 天井の高さ、梁・柱の出っぱり具合は気にならない?
(体感的な広さ、家具配置のしやすさに影響します!)
□ キッチンやお風呂にはどんな設備がついてる?
□ お部屋までのネットの配線方式は何?

編集部
「ネットの配線方式って何があるの?」な方は、こちらのコラムをどうぞ。
“光対応”でも、お部屋までの配線方式次第で通信スピードが変わります!
②玄関ドア・窓サッシはよく見た?
じつは玄関ドアや窓サッシは、マンションの共有部です。
リノベーションで勝手に変更できない部分なので、築年数をダイレクトに感じる可能性があります…
【チェック項目】
□ 見た目は許容範囲?
□ 窓や網戸の動きはスムーズ?(実際に開けてみよう!)
③マンションの共有部はチェックした?
みんなで使う共有部は、住民のマナーや管理が行き届いているかを確認できるポイントです。
【チェック項目】
□ エントランス:毎日帰ってくる場所としてあり?
□ ゴミ捨て場・自転車置き場・共用廊下・エレベーター:掃除は行き届いている?マナーは守られてる?
□ 掲示板:更新されてる?注意事項の内容はチェックした?
④周辺環境は確認した?
Google Mapで駅からの道のりを確認しておくと、内見当日の移動もスムーズですね!
【チェック項目】
□ 街の雰囲気は気に入った?
□ スーパーやドラッグストア、学校、病院などはどこにある?
□ 夜、一人で帰ってきても不安じゃない?
⑤重要事項調査報告書は確認した?
重要事項調査報告書とは、マンションの管理状況やルールがわかる説明書のようなものです。
買いたい度が高めの物件は、事前に目を通しておくと安心ですね。
報告書を確認したい場合は、不動産会社の担当者に依頼しましょう。
【チェック項目】
□ 修繕履歴:定期的にメンテナンスされてる?
□ 管理費・修繕積立金:月々いくら?値上げ予定はある?
□ 修繕積立金:十分な額が貯まってる?
(大規模修繕工事を1回行うのに、1戸当たり100万円が目安といわれています。)
⑥物件の“売主”ってどんな会社?
購入後、安心して暮らしていくには「どんな会社がつくったか」も大切です!
【チェック項目】
□ 売主会社の規模や実績は?
□ 購入後の保証やアフターサービスの内容はどんなものがある?
買いたい物件が決まる前にやること
買いたい物件が決まったらすぐに動けるように、物件探しと並行でお金に関する準備を進めておきましょう。
⑦住宅ローンでいくら借りるか、どうやって借りるか決めた?
購入を決める前にしっかり計画しておきたいのは、やっぱり住宅ローンのこと。
買いたい物件に出会ったタイミングですぐに動けるように、ある程度条件を決めておくと
・事前審査がスムーズにできる
・予算、返済計画が明確になる
などのメリットがあります!
【チェック項目】
□ 金融機関はどこにする?
□ いくら借りる?
□ 購入諸費用は借りる?(諸費用の目安は物件価格の7~10%です。)
□ 自己資金はいくら用意する?
□ 1人で借りる?夫婦で借りる?(共働きの場合)
□ 変動金利で借りる?固定金利で借りる?
□ 何年借りる?
□ 月々のランニングコスト(ローンの返済額+管理費・修繕積立金)は無理なく払っていける?
□ 健康上の問題はない?
(団体信用生命保険(通称、団信。ローンを組むのに原則、加入が必須な保険)に入れず、借りられない可能性があります。)

編集部
⑧事前審査の必要書類は準備できた?
いつでも住宅ローンの事前審査ができるよう、事前に必要な書類をそろえておきましょう!
【必要書類】
□ 本人確認書類(運転免許証、保険証など)
□ 収入を証明できる書類(前年分の源泉徴収票または過去3年分の確定申告書)
□ 借入金の残高証明書(ほかで借入がある場合)
買いたい物件が決まったらやること
⑨購入申込書は提出した?
買いたい物件が決まったら、購入申込書を記入して不動産会社へ提出します。
【チェック項目】
□ 手付金の額、住宅ローンの借入額、自己資金額は決めた?
□ 契約日、引渡し日は決まった?(不動産会社の担当者と相談して決めましょう。)
□ 住宅ローンの事前審査は通ってる?
(購入申込には、事前審査の結果もセットで必要です。まだ通していない人は、まずは必要書類を準備してください。)
⑩手付金の用意はできた?
売買契約が決まると、すぐに手付金の準備が必要です。
手付金の額は物件価格の10%が相場(完成前の物件は5%)で、100万円を超えるケースがほとんどです。
直前であわてないように、早めに準備しておきましょう!
【チェック項目】
□ 手付金の額はいくら?
□ いつまでに支払う?
(支払いが銀行振り込みの場合、銀行や個人の設定によって一度に振り込める額が異なります。
数日にわたって振り込みが必要になることもあるので、事前に把握しておくと安心です。)
売買契約までにやること
⑪重要事項説明って何するか知ってる?
重要事項説明(通称、重説)は、売買契約前に行う最終確認です。
その名の通り、物件の権利関係や契約条件といった重要事項を、書面を読み合わせながら確認していきます。
専門用語が多いので、事前にどんな内容の話なのか把握しておくと当日の緊張が和らぎます!

編集部
「内容把握ってどうしたらいいんだ!」という方は、こちらのコラムをどうぞ!
重説の絶対おさえておきたいポイントを実際の書面を交えて、解説しています。
⑫手付金は振り込んだ?
不動産会社から指定された期日までに、指定口座へ振り込みましょう。
⑬当日の持ち物は準備した?
【持ち物】
□ 印紙代または印紙(物件価格5,000万円以下なら1万円、1億円以下なら3万円です)
□ 印鑑(認印でも実印でもOKです。シャチハタNGなのでご注意を)
□ 身分証明書
売買契約当日にやること
当日は重要事項説明を受けてから、売買契約に進みます。
時間は2~3時間程度ですが、長引く可能性もあります。
焦らないように後ろには予定を入れないようにしましょう。
⑭気になったことは質問した?
不明点は遠慮なく質問して不安を解消し、気持ちよく契約書にハンコを押しましょう。
⑮売買契約後のスケジュールは確認した?
売買契約から引渡しまで通常1カ月程ありますが、役所へ行ったり銀行へ行ったり、住宅ローンを借りるための準備が必要です。
契約後のスケジュールを厳守できるよう、早め早めの行動を心がけましょう!
【チェック項目】
□ 住宅ローンの借りるまでのスケジュールは確認した?
・融資承認期日(=住宅ローンの本審査を通す日)
・金銭消費貸借契約日(=住宅ローンの契約日)
・決済日(=引渡し日)
の確認はマストです!
□ 各期日までに必要な書類は何か、担当者に確認した?
【まとめ】ポイントをおさえて後悔しない購入を!
内見から売買契約までの各段階で、見るべきチェックポイント15選をご紹介しました。
これにプラスしてご自身の「ここはゆずれない!」ポイントもあると思います。
内見に行ってから、買いたい物件が決まってから…とその場で考えていると、見落としがあるかもしれません。
事前に自分だけの外せない条件をまとめた、リストを用意しておくことをオススメします。
確認すべきポイントをおさえて、理想の暮らし・理想の物件に出会ってくださいね!
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